○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△ 2011/09/19号(毎週月曜発行) @~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~@ &%@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$ 【ヘリクツの技術 Vol.287】●正論詐欺 %@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$& @~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~@ 前号の発行部数:650部 バックナンバー:http://archive.mag2.com/0000187291/index.html お友達へ教える:http://www.mag2.com/m/0000187291.html 発行者のサイト:https://www.dorari.jp/herikutsu/ ◎□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△ △ ■ごあいさつ こんにちは、どらりです。 またノロノロ台風15号が近づいているみたいですね… さっさと通り過ぎてくれればいいのに(^_^; それでは本日のヘリクツをどうぞ。 ◎□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△ △ ■本日のヘリクツ ●正論詐欺 さて、本日のヘリクツは「正論詐欺」です。 この技は、意見を述べるときなどに、 ●「正論だ」と主張する というものです。 これにより、お手軽に自分に正当性があると装うことが可能となります。 例を見てみましょう。 今回の登場人物は、弱杉君(よわすぎくん)、正論君(せいろんくん)です。 弱杉君「消費税はんたーい」 正論君「財政健全化の観点から、消費税は10%に上げていくのが●正論だ」 弱杉君「弱者に厳しい政策じゃないですか」 正論君「●正論を言えば、使った分だけ平等に課税される、公平な税制である ということだ」 弱杉君「こないだ僕が買った壺に消費税が30%かかってたんですけど…」 正論君「消費税は売り手が任意に設定するというのが、自由経済の原則からし ても●正論である」 弱杉君「・・・・・」 はい、どうでしょう(^^; 相変わらず適当な会話ですが、正論君の話が何となく正しい話のようにきこえな くもありません(笑 人は、「正論」というレッテルを貼られると、 ●「正論 = 唯一絶対正しい話」という勘違い を起こしてしまうんですね。 それを利用し、自分の主張の説得力を擬似的に高めるわけです。 逆に言えば、 ●「正論」とは単なる個人的意見の一つに過ぎない ●同じテーマでも結論が全く違う「正論」がいくつも存在する ということです。 そもそも「意見」や「価値判断」に絶対的正解なんて存在しないんです。 あるのは個人的見解と、その集合だけです。 ですから、相手が「正論」と言い出してきたときには、注意が必要です。 ●「正論」は「正解」ではない ●「正論だ」とは、「俺の意見が正しい」と言っているのと同じレベル ってことです。 でも、そこに気づかない人も大勢いるでしょうから、 ●とりあえず「正論だ」と言っておけばオッケー なわけです(笑 自分の主張(もしくは自分の支持する主張)の説得力を意図的に高めたいときに どうぞ(^o^)/ ◎□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△ △ ■本日のまとめ ●「正論だ」と主張する ◎□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△ △ ■編集後記 世の中には色んな「正論」がまかり通っていますけれども… 意見は人の数だけありますからね。 「正論」という言葉にだまされないようにしたいものです(^_^: 今週も読んで頂きありがとうございます。また来週☆ ◎□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△ △ ■発行情報 ★登録・解除 ・ヘリクツの技術 http://www.mag2.com/m/0000187291.html ※登録・解除の作業はご自身でお願いいたします。 ★バックナンバー ・ヘリクツの技術 バックナンバー http://archive.mag2.com/0000187291/index.html ※こちらでも読めます↓(インデックスが一覧できます) https://www.dorari.jp/herikutsu/ ★発行者情報 ・発行者:どらり(Dorari) ・E-Mail:info@dorari.jp ・サイト:https://www.dorari.jp/ ★その他 ・ご意見、ご感想など、お気軽にお寄せください☆ ・相互紹介ポリシーはこちら↓ https://www.dorari.jp/herikutsu/sougoshoukai/ ・当メルマガのコンテンツについて、無断転載・無断使用等はご遠慮ください。 Copyright (C) 2006-2011 Dorari, All right reserved. ○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△