○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△ 2007/09/03号(毎週月曜発行) @~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~@ &%@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$ 【ヘリクツの技術 Vol.080】●バッファオーバーフロー %@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$& @~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~@ 前号の発行部数:443部 バックナンバー:http://blog.mag2.com/m/log/0000187291 お友達へ教える:http://www.mag2.com/m/0000187291.html 発行者のサイト:https://www.dorari.jp/herikutsu/ ○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△ △ ■ごあいさつ こんにちは、どらりです。 真夏日から一転、雨模様の天気になり、ぐっと涼しくなりましたね~ すごしやすくなって良いですが、夏が終わるときって、お祭りが終わるみたいな 感じで、何だか一抹の寂しさを感じてしまう今日この頃です(^_^ それでは、本日のヘリクツをどうぞ。 ○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△ △ ■本日のヘリクツ ●バッファオーバーフロー 今日のヘリクツは、「バッファオーバーフロー」です。 この技は、 ●「。」をつけずに長~くしゃべることにより、相手の脳みそのバケツをあふ れさせ、理解できなくして煙に巻く というものです。 「バッファオーバーフロー」というのはもともとコンピュータ用語で、簡単に説 明すると、あるプログラムにおいて、想定されているより大きな量のデータを投 入することにより、バッファ領域があふれ、結果としてプログラムが停止したり 誤動作したりするというものです。 ・・・まぁ、そんな小難しい話は置いておいて(^^; とりあえず、以下のようにイメージしてください。 ・水 = 相手の話 ・バケツ = 脳みその一時記憶領域(バッファ) ・ため池 = 脳みその記憶領域 人は、相手の話を聞くとき、一旦バケツに受けてから、ため池に入れます。 このとき、相手の話が、「。」のない、延々と続く話だったらどうなります? ●水の止まらない蛇口からバケツに水を受け続ける ようなものです。 そうすると、そのうち ●水があふれて しまいます。 水があふれるということは、脳みその一時記憶領域(バッファ)があふれる、と いうことなので、 ●相手の話が理解不能になる わけです。 そう、今回のヘリクツでは、これを利用します。 例を見てみましょう。 A君「おいB、先週貸した1000円、いつ返してくれる?」 B君「うん、いつというかそれは先週俺が借りた1000円においてどういう経緯 で何がどうアレしたかという状況なわけだし、そもそも君が先週食べて いたラーメン、つまり食としての安全性およびその論理的解釈が金銭に 反映されるのか、ということについての議論が十分になされていないと 言えなくもないのではないかどうかは知らないが、少なくとも現状では 過去における未来的志向については1000円として存在しないという結論 になっているという雰囲気が漂う今日この頃なんだよね」 A君「・・・・・・・」 はい、どうでしょう。ぜんぜん「。」が出てきませんね(^^; 人間が一度の会話で理解できる量には限界があります。 「。」が出てきた時点で、話が一旦整理され、理解することができます。 しかし、いつまでも「。」が出てこないと、脳みそが話を整理するタイミングが つかめず、そのうち脳みそ内のバケツがあふれてしまうというわけです。 それにより、わざと話を理解不能にさせ、ごまかす、ということですね。 この理論ですが、分かりやすく話をしたいときにも使えます。 そう、「相手のバケツをあふれさせない」ように話せば良いのです。 ・分かりにくい話 = 1回の水の量が多すぎる話 →バケツの容量の小さい人には理解不能 →バケツの容量の大きい人でも負担がかかる ・分かりやすい話 = 1回の水の量を適切に抑えた話 →万人が理解できる となるわけです。 会話における脳みそのバケツ、意識してみてくださいね(^o^)/ ○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△ △ ■本日のまとめ ●「。」をつけずに長~くしゃべることにより、相手の脳みそのバケツをあふ れさせ、理解できなくして煙に巻く ○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△ △ ■編集後記 今回は文字が多く長めになってしまいましたが、スムーズに皆様のバケツからた め池まで水が届きましたでしょうか?(^_^; 今週も読んで頂きありがとうございます。また来週★ ○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△ △ ■発行情報 ☆登録・解除 【ヘリクツの技術】 http://www.mag2.com/m/0000187291.html ※登録・解除の作業はご自身でお願いいたします。 ☆バックナンバー 【ヘリクツの技術 バックナンバー】 http://blog.mag2.com/m/log/0000187291 こちらでも読めます↓ https://www.dorari.jp/herikutsu/ 発行者:どらり(Dorari) E-Mail:info@dorari.jp サイト:https://www.dorari.jp/ ※ご意見、ご感想など、お気軽にお寄せください☆ ※当メルマガのコンテンツについて、無断転載・無断使用等はご遠慮ください。 Copyright (C) 2006-2007 Dorari, All right reserved. ○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△