先日の日記で触れました賃貸不動産経営管理士の資格試験ですが、、、
12/26に合格発表がありました! 合格発表-賃貸不動産経営管理士(賃貸不動産における専門家の資格)
おかげさまで私、無事合格いたしました\(^o^)/
ただ、今回の試験はかなり波乱含みでして、、、 かなり試験問題が難化していることもあって、 資格学校によって解答の割れる「割問」が3つに、 正解がないのでは?という「没問疑い」が1つという、 大荒れの展開となったのは前回ブログで書いた通りです。。。
また、合格率についても、上がるのか下がるのか現状維持なのか? 歴史が浅いので色々な情報が安定せず、各社の予想もバラバラ。。。
そんななかで、、、 今回、諸々の結果が発表されたので、書いてみたいと思います!!
没問のアレ
まず気になるのは没問の件ですよね笑 上述の割問については数日で解消され、没問疑いのほうも最終的には各社「正解なし」となったようです。
しかしこの没問疑い、、、 公式の発表ではどうなのか!? というのがこの界隈では非常に関心事となっていたわけです。
まず、どんな問題だったのか見てみましょう。 以下、「(令和4年度) 第10回賃貸不動産経営管理士試験」から抜粋です。 問32、サブリースの話ですね。
【問 32】 勧誘者であるA法人(代表者B)は特定転貸事業者であるC法人から委託を受けて特定賃貸借契約の勧誘を行っている。勧誘者であるA法人の従業員Dが、自己の判断により、特定賃貸借契約の相手方となろうとする者に対し、故意に不実のことを告げるという管理業法第 29 条第1号に違反する行為を行った場合の罰則(6月以下の懲役若しくは 50 万円以下の罰金又はこれらの併科)の適用に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
ア A法人が罰金に処せられることはない。
イ 代表者Bが懲役又は罰金に処せられることはない。
ウ C法人が罰金に処せられることはない。
エ 従業員Dが懲役又は罰金に処せられることはない。1 ア、イ
2 ア、ウ
3 イ、エ
4 ウ、エ
・・・
・・・・
・・・・・(゜д゜)??
みなさん、どれが正しいか分かりましたか?
では、気になる正解は、、、 以下、公式発表の解答から抜粋。
【 問32について 】 「正しいものの組合せ」を選ぶ問題で、「イとウ」の組合わせが正解でしたが、選択肢に「イとウ」の組合わせがなかったため、全ての解答を正解として取り扱うことといたします。 受験者の皆様にご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、再発防止に努めてまいります。
( ̄□ ̄;)!!
というわけで、予想通りというか何というか、「正解なし」が正解でした笑 つまり問32は没問だったということですね。
いや~しかし、、、間違い方が何というか、、、ケアレスミスでしょこれ。。。 全員正解扱いということは、この設問は合否に影響しないということにはなるわけですが、この解けない問題でひっかかり、頭を悩まして時間をくってしまった受験者もきっとたくさんいますよね。 受験者のミスならその受験者一人の問題で済むけど、出題側のミスは受験者何万人にも影響するんだから、もうちょっと慎重にやってもらわないといけませんよね~
ちなみに私は試験本番、2分くらい考えて分からなかったので、設問に「?」マークをつけて飛ばし、次の設問へ行きました。 「分からんもんは分からん」という割り切りも大事なのかなと今回特に思いました笑
合格率は?
前回は約30%だったのが、今回は約27%と下落しました。 やはり国家資格化に伴い、質を上げる方向へと進んでいるようです。 受験者のレベルは上がり、問題は難化し、合格率は下がっているので、将来的には宅建と同じような難易度の資格になるのかもしれませんね。
賃管士取得の意義については前回のブログで書いておりますが、賃貸業界では良くも悪くも今一番ホットな(?)資格であり、宅建とともに大家業にも関係の深い資格です。 取得を考えている方は、お早めの受験をオススメいたします!
以上、「賃管士の合格発表と没問のアレ」でした。 ご参考になりましたら幸いです😇