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2009/08/31号（毎週月曜発行）
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【ヘリクツの技術 Vol.184】●ワリカン詐欺２
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前号の発行部数：742部
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■ごあいさつ
こんにちは、どらりです。
ついに８月も終わりですね～
なんだか台風とともに気温もグッと下がって、一気に秋到来ですかね？
それでは本日のヘリクツをどうぞ。
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■本日のヘリクツ ●ワリカン詐欺２
さて、本日のヘリクツは「ワリカン詐欺２」です。
Vol.19で「ワリカン詐欺」というのをやりましたが、アレの別バージョンです。
https://www.dorari.jp/herikutsu/019/
今回のワザも「ワリカン詐欺」同様、飲みに行くたびに、あなたが金銭的に得を
してしまいます！（笑
例を見てみましょう。
まず、Ａ君とＢ君で飲みに行くシチュエーションがあったとしましょう。
１軒目は、焼き鳥屋。ビールで乾杯☆
で、お会計が二人で 6000円 だったとします。ここで、Ｂ君が、
Ｂ君「3000円 ずつワリカンね。
・・・あれ、ごめん、ちょっとサイフ見当たらないから、後で払うわ」
などと言って、Ａ君に 3000円 分立て替えてもらいます。
さて、２軒目はおでん屋へ。飲みながら談笑する二人。
で、お会計が二人で 3000円 だったとします。
ここでＢ君が一言、
Ｂ君「あ、さっき俺、ワリカンの 3000円 払ってなかったよね。
●その 3000円 分、ここで俺が出しとくよ」
といって、
●１軒目で払わなかった 3000円 のかわりに、２軒目で 3000円 支払い、
お店を後にします。
そして、飲みも終わり、二人は帰路に着きます。。。
…以上です。
ん？
これじゃＢ君が１軒目の借り分を２軒目で相殺しただけのように見えますが…
●しかし実はこの時点で、Ｂ君は 3000円 得しています！
二人の支払総額を見てみましょう。
Ａ君の支払い
＝ 焼き鳥 ＋ おでん
＝ 6000円 ＋ 0円
＝ 6000円
Ｂ君の支払い
＝ 焼き鳥 ＋ おでん
＝ 0円 ＋ 3000円
＝ 3000円
・・・まぁ、冷静に考えてみれば、当たり前なんですけどね(^^;
ワリカンは１軒目と２軒目の総額に対して行われるべきなので、本来ならば、
（ 6000円 ＋ 3000円 ）÷ ２ ＝ 4500円
が１人頭の金額になるはずです。
しかしここで、
●１軒目のワリカン分を、２軒目で支払う
ことにより、差額をせしめるというワケです。
飲みというシチュエーション上、貸すほうも酔っ払っており、
「なんか3000円多く払った」
くらいしか頭に無くなるので、
「だからさっきの 3000円 を、この 3000円 で・・・うん、これで相殺だね」
などと、
●オメデタイ勘違い
をして流してしまうというわけです（爆
このワザは、２軒目の会計が１軒目の半額であることが前提なのですが、普通に
飲んでも、２軒目ってだいたい１軒目の半額くらいになりますよね。
なので、意外と使える機会はあると思います。
また、半額でなくても、例えば２軒目が 4000円 だったりすると、
「あ、いいよいいよ俺 1000円 多く出しとくから・・・」
などと恩も売れてしまうという恐ろしいワザです（笑
自分がひっかからないように気をつけましょうね(^o^:
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■本日のまとめ
●１軒目のワリカン分を、２軒目で支払う
→相殺したと勘違いさせて差額をせしめる
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■編集後記
今回のワザですが、私が友達と飲みに行ったとき、本当に二人ともこのような勘
違いをしてしまい、私が損をした（笑）経験を基にしています。
ま、その時は友人が後で気づいてくれましたが・・・(^_^;
今週も読んで頂きありがとうございます。また来週☆
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