□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 2006/03/27号(毎週月曜発行) @~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~@ &%@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$ 【ヘリクツの技術 Vol.005】●極論否定 &%@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$ @~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~@ 前号の発行部数:80部 バックナンバー:http://blog.mag2.com/m/log/0000187291 お友達へ教える:http://www.mag2.com/m/0000187291.html □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ ■ごあいさつ こんにちは。どらりです。いつもありがとうございます(^_^) もうすぐ4月ですね~。新シーズンに向けて、皆様いかがお過ごしでしょうか。 どらりも新しい季節に向けて、一句思いつきました。 「ヘリクツや ああヘリクツや サクラサク」 意味が分かりませんが、春の感じがします…。 それでは本日のヘリクツをどうぞ。 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ ■本日のヘリクツ ●極論否定 A君:「おいB、俺の10円とっただろ」 B君:「いや、君の財布はとってないよ?」 「極論否定」とは、相手が何か言って来たとき、「相手側の極論を否定」する事 によって、反論するというものです。私が勝手に造った言葉です(^^; この技のメリットは、相手の主張を普通に否定するよりも、「極論」を否定する ので筋が通りやすい、というところにあります。 つまり「Aである」という主張に対して、「Aではない」と反論するところを、 ●もう超めっちゃスーパーウルトラA過ぎて爆発!! という程ではない とするのです(爆 A君がB君に貸した100円をめぐるやりとりを例に見てみましょう。 A君:「おーい、昨日かした100円返してくれ」 B君:「ああ、100円ね。返さないとは言ってない」 A君:「ん?じゃ早く返してよ」 B君:「ちょっと待て。それは違う」 A君:「違う?何がよ」 B君:「俺は君に100円借りたかもしれないが、●10000円は借りてない」 A君:「ああ、貸してないけど?・・・」 B君:「じゃあ、いいじゃん。バイバイ」 A君:「おいちょっと待て!なんだバイバイって。金返せよ!」 B君:「だから10000円は借りてないって言ってるだろ。借りてない金を返せ とは、ずいぶん無茶なこと言う奴だな全く・・・」 A君:「だって100円貸しただろ!昨日!」 B君:「だから10000円は借りてないって言ってるだろ!」 …まあ、確かに10000円は借りてませんが(苦笑 ここでB君は、A君の「100円返せ」という要求に対し「10000円は借りてない」 と、「A君側の極論を否定」することによって、とりあえずの反論でその場を逃 れようとしているわけです。 ま、なんだかんだ言っても結局、 ●10000円なんてまるで関係ない わけですが(笑 極論否定は、中身を見れば当り前の事しか述べていません。 しかし、 ●ウソを言っているわけでもない ために、一応もっともらしい言い分に聞こえちゃったりするわけです! おお、こわい。 ときどきニュースなんかで、政治家の先生方がこの技を使っているのを見かけま す(^^; そうそう、「政治家」と「官僚」は、ヘリクツの大先生ですよ!! いつも勉強させてもらっています、先生。ありがとうございます。 というわけで、「極論否定」なんて一見難しげなテーマでしたが、やっぱり単な るヘリクツなのであります…(^o^)v □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ ■本日のまとめ ●相手側の極論を否定することにより反撃する □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ ■紹介コーナー 今回は、本をひとつご紹介させて頂きます。 ある意味、ヘリクツとは対極にある本なのですが、、、 【あたりまえだけどなかなかできない説明のルール】鶴野充茂/明日香出版社 という本です。 ヘリクツが、「煙にまく」「笑いを誘う」「言い逃れる」といった、わりかし 「アホな効果」を追求しているのに対し、この本は、「人に分かりやすい説明を する」というテーマを追求しています。 「人に分かりやすい説明をする」って、単純そうでいてすごく難しいことですよ ね。私もよく、話が相手にうまく伝わらなくて苦労することがあります。。。 そんなときにこの本に出会いました。 「ああ、確かに、話の分かり易い人は、こういう話しかたをしているなぁ」 というエッセンスが、ギュッと詰まっています☆ 構成や文体も読みやすいし、オススメです(^o^) ↓↓↓↓↓↓↓↓ 【あたりまえだけどなかなかできない説明のルール】鶴野充茂/明日香出版社 ⇒ http://amazon.co.jp/o/ASIN/4756909574/dor-22/ref=nosim □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ ■編集後記 3月も末になり、少しぬくもってきましたね(^^) しかしこの季節は暖かかったり寒かったりで、外出時に着ていくものに迷います よね~。みなさまお風邪などひかれませぬよう。。。 今週も読んでくださってありがとうございます。また来週☆ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ ■発行情報 ☆登録・解除 【ヘリクツの技術】 http://www.mag2.com/m/0000187291.html ※登録・解除の作業はご自身でお願いいたします。 ☆バックナンバー 【ヘリクツの技術 バックナンバー】 http://blog.mag2.com/m/log/0000187291 発行者:どらり(Dorari) E-Mail:info@dorari.jp Web:https://www.dorari.jp/herikutsu/ ※頂いたメールについては、メルマガやHPで紹介させて頂く場合がございます。 ※当メルマガのコンテンツについて、無断転載・無断使用等はご遠慮ください。 Copyright (C) 2006 Dorari, All right reserved. □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□